物置って必要?

家の収納量に不安がある場合、庭に物置を設置することを考えることもあると思います。ただ、庭に物置は本当に必要なのか、設置する場合の注意点は何かについて紹介していきます。

■物置の大きさと設置方法には気を付けよう!

『荷物が多いからやっぱり庭に別途物置は必要かなぁ・・・。』

このように悩まれている方もいると思います。前の家でも荷物が多かったため、少し収納を多めに取っていても収納量に不安があるが故だと思います。

しかし、新築の時点において本当に物置は必要になるのでしょうか?本当は必要ないのに、安易に物置を設置するのはやめておいた方がいいでしょう。

もし、それでも物置を設置する、という場合、当然注意する点があります。物置において重要な観点は、物置の大きさと、設置方法です。

物置の大きさが10㎡を超えると、建築確認申請が必要となってきます。ですので、安易に大きい物置は設置しないように気をつけましょう。

■家の中の収納で対応できないかはよく考えよう!

そして、設置方法ですが、しっかりとした基礎を作り、アンカーボルトなどでしっかりと固定した場合は、建築面積、延床面積に算入されることになります。

延べ床面積にも余裕があるから大丈夫、という方も居られるとは思いますが、新築時にそこまでして別の物置というのは必要なのでしょうか?ある程度どのようなものを収納するのか分かっているのであれば、初めからその分の収納も含めた設計はできないのでしょうか?

家の収納というのは工夫次第でいくらでも増やすことができます。特に、新築で家を設計している段階ですとなおさらです。

まずは、何とか家の中の収納で収めるように工夫をしてみて、実際に住んだ後に荷物が増えてどうしようもなくなってから物置を設置する、という風にしても問題ないと思います。それこそ、床下収納や屋根裏収納の方が収納できる量としては多いと思いますよ。

Author: iehome