工事中によくあるトラブルとは?

2023年06月20日 追記・変更

工事中はある意味トラブルはつきものと言えます。しかし、騒音による近隣トラブルなど絶対に避けておきたいトラブルもありますので、工事中によくあるトラブル、そしてトラブルを避けるために事前に行っておくべきことについて紹介していきます。

■工事中ならではのトラブルが後を絶たない・・・

着工前といえば、これから夢あふれる家づくりが始まるときであり、気分的にもかなりうきうきした状態になります。

しかし、家の工事中にはある意味トラブルがつきもの、といっても過言ではないぐらい、工事中のトラブルというのが後を絶ちません。

例えば、施主としては工事中に家がどうなっているのか見たいので、現場に行くことは多いと思います。しかし、現場で工事を見ていると、急に変更したいところが見つかり、作業している大工さんに直接伝えてしまう、ということがあります。

当然営業担当者や工事担当者などがあずかり知らないところで変更になってしまいますので、担当者との関係が悪化する可能性があります。そして、のちのち高額な追加工事費用の請求がくる、ということがあります。

また、大雨、雪、強風などの悪天候は建設作業を妨げ、遅延を引き起こす可能性があります。特に、屋外での作業が多い建築現場では、天候の影響を大いに受けてしまうのです。

地震や洪水などが起こると、建設地の地盤問題、隠れていた構造物(例えば、地中の配管やケーブル)に遭遇するといった予期せぬ問題が生じることもあります。

建設資材の供給遅延があり得ることも、知っておいた方がいいかもしれません。資材の供給遅延は、工事の進行を妨げる一因となります。製造業者の問題、輸送遅延、品質問題などが考えられます。

このように、工事中には工事中ならではのトラブルというのがあるのですが、工事中によくあるトラブルといえば、やはり近隣トラブルです。

■近隣トラブルを起こさないためにもあいさつは忘れずに!

施主は普段は別のところで生活することになるため、なかなか実感しにくい部分でもありますが、近隣の人からすれば数カ月にもわたる工事の騒音や振動、更に車が出入りしたりなど、毎日毎日迷惑を感じながら生活をしなければなりません。

もちろん、お互い様の部分はありますが、人の感情として、工事の着工前に施主からのあいさつが無かった場合など、怒りの対象を施主に向けてしまうこともあります。

近隣の人としても、工事車両が家の前に止まっていて車の出し入れが困難になったり、家のフェンスが壊されたりなどしたら、たまったものではないでしょう。

そのため、近隣トラブルが起きないように、施工会社とはよくよく打ち合わせを行い、隣人にはしっかりとあいさつに行っておくことが大事になります。

近隣の人との関係は工事中だけの関係ではなく、家が完成してからが本当の付き合いになります。ですので、できるだけトラブルを起こさない方法というのを検討しておいた方がいいですよ。

工事中によくあるトラブルまとめ
もっともよくある工事中のトラブル近隣トラブル
近隣トラブルを起こさないために●施工会社とよく打ち合わせを行っておく
●近隣には忘れずに挨拶へ行く
Author: iehome