最近ロハスという言葉をよく耳にするようになりました。家づくりにおいては曖昧、且つ都合のいいように活用されるこのロハスという言葉の意味とは何なのかについて紹介していきます。
■健康と環境問題を意識したライフスタイル!?
最近特にロハスという言葉をよく聞くようになりました。テレビでも周りの人でも、色々なところでロハスという言葉が使われています。
では、ロハスとは具体的にはどのような意味なのでしょうか?
ロハスとは、「Lifestyles Of Health And Sustainability」の略称です。意味としては「健康と持続のライフスタイル」といった意味があるのですが、正直これでは非常に抽象的ですのでよくわからない、という方が多いと思います。
日常の様々なところでロハスという言葉は使われますが、建築業界では、「健康と環境問題を意識したライフスタイル」という意味で使われることが多いような気がします。
しかし、実際のところは、ロハスという言葉自体が曖昧である通り、解釈も非常に勝手なものになっている場合があります。
ロハスという言葉を使えば、何か環境にいい、健康にいい、というイメージを与えることができる、ということで、特に深い意味もなく「ロハスの家」として売り出している家さえあります。
■結局のところ「何を実現するか」ということが大事!
実際のところ、ロハスという言葉自体には何の意味もありません。ロハスという言葉を使って、何を実現しようとしているのか、ということが大事なのです。
ですので、安易にロハスという言葉を使っている会社には、何を実現するからロハスなのか、ということを問いただす姿勢が必要でしょう。
とはいえ、全ての会社がそのようないい加減な会社だというわけではありません。OKUTAなどは、ロハスをしっかりと自分たちの考えで明示し、実現することで大きくなっていった会社でもあります。
要は、ロハスという言葉に踊らされないようにしてくださいね。ロハスがウリ、ではなく、何を実現したいのか、ということを見極めれば、ロハスという言葉も怖いことはありません。