中古住宅に住んでいたり中古住宅を購入した際に悩むのが、リフォームにするのか建て替えにするのかという点です。どちらにも一長一短あり選びにくいですが、どちらにするのかを選択する際に知っておきたいポイントについて紹介していきます。
■リフォームか建て替えか...、選択のポイントは?
ずっと一軒家に住んでおり、建物が傷んできたため家をリフォームしようか建て替えしようか悩んでいる方もいると思います。
また、立地にこだわるが故に上物付きの土地を購入し、建物自体をリフォームで済ませようか建て替えしようか悩んでいるという方もいるかもしれません。
どちらにしても家の修繕が必要となった場合に、リフォームと建て替えとどちらの方がいいのでしょうか?
どちらにするかを決めるためのポイントとして、家の築年数というポイントがあります。
家が建てられた年によっては、今と全く建築基準が異なることとなり、今の耐震基準を全く満たしていない場合があったり、今の基準で家を建てると床面積がかなり小さくなることがあったり、防火性能を全く満たすことができていない場合などがあります。
もちろんそのままだと危険ですので、建て替えるに越したことはないのですが、その分家が狭くなってしまったり、費用が多く必要になってしまうことなどがあります。
■家の耐久性も大きな選択のポイント!
また、リフォームと建て替えのどちらにするかのポイントとして、家の耐久性というポイントもあります。家の躯体が痛んでいる状態でリフォームだけをしてしまっても将来的に危険な家へとなってしまいますからね。
しかしこの耐久性自体に関しては素人目ではなかなか判断しにくいという面もあります。表面的な部分が問題なくても、家を支える柱が痛んだいるということもありますからね。ではどのように判断したらいいのでしょうか?
やはりこのような部分に関しては専門家に任せるしかないでしょう。建築家やホームインスペクターなどに依頼して、家の躯体に問題があるかどうかということを判断してもらう必要があります。
家の耐久性自体に問題が無ければリフォームという選択肢をとっても問題ないですが、もし問題があるようですと建て替えという選択肢を取る必要があります。
一概にリフォームの方が適している、建て替えの方が適しているとは言いづらいのですが、ここでご紹介した選択のポイントを考慮に入れたうえで、リフォームにするのか、建て替えにするのか検討してみてはいかがでしょうか。
リフォームと建て替えどっちがいい?まとめ |
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●家の修繕が必要となった場合に、リフォームと建て替えとどちらの方がいいかを決めるポイントとしては築年数と家の耐久性がある ●家が建てられた年によっては、今の耐震基準や防火性能を満たしていなかったり、今の基準で家を建てると床面積が小さくなる場合などがある ●家の耐久性については建築家やホームインスペクターに依頼して調査してもらう必要がある |