建て替え時の注意点は?

建て替えで住宅を新しくする、という方も多いと思いますが、建て替えならではの注意すべき点があります。建て替えを行う際にどのような点に注意する必要があるかを紹介していきます。

■建て替えは新規で家を建てるよりも安いけど...

このサイトでは基本は新規で土地を探して家を建てる、ということをメインで想定しています。

とはいえ、当然ですが、中には建て替えで新しく家を作る、という方も居られると思います。

当然、建て替えの場合、土地は既にありますので、建物を解体する費用が必要とはいえ、新たに土地を取得するよりも費用は安く済ませることができるため、その分家に費用をかけることができる、と言えるでしょう。

しかし、建て替えの場合は建て替えならではの注意する点があります。

まず、建て替えをするにあたっては、必ず法令上の制限を調査するようにしてください。特に、法律の改正には気を付けるようにしてください。今の家を建てるころは問題なかったことでも、今ではできない、ということもありますので。

そして、当然ですが、家を解体して建て替えている間は住むところがありませんので、仮住まいを探す必要があります。

また、もしも今住んでいる家の住宅ローンが残っているのでしたら、返済する必要があります。建て替えのためにローンを組もうと思っても、住宅ローンが残っているままですと借りることができませんからね。

他にも、既存の家を取り壊した後は、「建物滅失登記」の手続きが必要ですので忘れないようにする必要があります。

■建て替えならではの注意点を把握しよう!

そして、これからもその土地に住み続けることになるのですから、忘れないでいただきたいのがご近所へのあいさつです。やはり解体から始まって家が完成するまでご近所の方にはご迷惑をおかけすることになりますからね。

最後の注意点としては、地盤についてです。通常、今まで住んでいた土地なので、地盤が悪い、なんてことは考えられないかもしれませんが、実際に地盤を調査してみると、地盤が弱い、ということは意外とあるものです。

地盤強化のための余分な費用がかかってしまうことはありますが、そのまま住み続けていたら大惨事になっていたかもしれないのです。

他にも、建て替えを行うと、今まで住んでいた家より小さくなった、などなど、建て替えには建て替えならではの注意点、問題点というのがあります。

建て替えには建て替えのいいところも悪いところもありますので、しっかりと見極めるようにしてくださいね。

Author: iehome