新しく家を建てる際には、どうしても家の間取りなどばかりに意識をしがちですが、家の設計段階で考えておきたいのが家電です。どのような家電を入れるかで暮らし方まで変わるからこそ、揃えておきたいおすすめの家電について紹介していきます。
■家の新築時に揃えておきたい家電を3つご紹介！
マイホームの新築にあたり、新しく揃えておきたいものの一つが家電です。家電の選択によって新生活の質は大きく左右します。
マイホームでは家族との時間を大切にしたり、趣味を楽しんだりといった豊かな時間を過ごしたいと思いませんか。しかし、掃除や洗濯、料理などの家事を行う時間は、1日平均２～3時間程度といわれています。新築を期に、時短家電を揃えることで、家事以外の豊かな時間を増やしてみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、新築で揃えるべき、おすすめの時短家電を3つご紹介いたします。
■ドラム式洗濯機（乾燥機付き）
おすすめの家電1つ目は、乾燥機付きのドラム式洗濯機です。
最大のメリットは、洗濯物を干す時間から解放されることです。また、梅雨・花粉の時期であっても夜中であっても、コンスタントに洗濯・乾燥を行えます。
例えば、残業で疲れって帰ってきた深夜、ドラム式洗濯機のスイッチ入れますと、翌朝には乾いたシャツが仕上がっています。洗濯物のストレスから解放された瞬間が想像できるのではないでしょうか。
洗濯物干しのスペースも不要となるわけですから、マイホームの空間がより有効活用できることもメリットの1つです。
デメリットは、洗浄力が従来の縦型洗濯機に劣ること、本体価格が高いことの2つです。ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機と比較すると水量が少ない為、泥などの頑固な汚れへの洗浄力は低いです。
ドラム式洗濯機の価格としては、大体20万前後が相場です。初期費用の高さから、購入に踏み切れないという方も少なくありません。
デメリットが許容範囲であればやはり新築時には揃えておきたい家電です。
■コードレス掃除機
おすすめの家電2つ目はコードレス掃除機です。
メリットは、コンセントの差し替えやコードの巻き取り手間がないこと、ホコリが気になった際に素早く掃除できることです。コンパクトなタイプが多い為、置き場所には困りません。
マイホームを新築する際は、あらかじめコードレス掃除機の充電器を想定した位置にコンセントを設置する計画としましょう。玄関周りやキッチン付近の収納内部にコンセントを設けますと、コードレス掃除機を隠しながら充電できますのでおすすめです。
デメリットは、長時間の使用に不向きであることです。代表的なコードレス掃除機のダイソンであれば、シリーズによって30分～60分程度の連続稼働時間ですが、強モードを使用した場合5分～10分程度でバッテリー切れとなりますのでご注意ください。
ただ掃除機のために至る所にコンセントを用意するという必要がなくなりますので、家の中の見た目もすっきりしますよ。
■ビルトイン食洗器
おすすめの家電3つ目はビルトイン食洗器です。
メリットは言うまでもありませんが、自動で食器の洗い・すすぎ・乾燥まで行ってくれることです。
食器洗いには1日平均20分～40分程度の時間をかけてしまっていることが一般的ですので、ビルトイン食洗器を導入することによって家事時間を削減することができます。
また、卓上型食洗器と比較して、食器が多く入ること、キッチンと一体型のためスッキリとしたデザインとなるメリットがあります。
ただデメリットとしては、定期的なメンテナンスが必要なこと、ビルトイン食洗器の交換は業者が必要なことの2つがあります。
月に1回程度は専用洗剤を用いて、食洗器内部の洗浄が必要です。またフィルターに付着した残菜は、使用毎に取り除くべきです。
そしてビルトイン食洗器の耐用年数10年を経過しますと、性能面から交換の検討が必要となります。配管工事や電気工事などの専門的な作業が必要となるため、食洗器本体込みで10万～20万円程度の費用が掛かります。
ただ食事後に洗い物に時間使わずに一家団欒の時間に当てることができるというのは大きな魅力になります。
いかがでしたでしょうか。マイホームの新築にあたり、揃えるべきおすすめの時短家電を3つご紹介しました。それぞれデメリットはありますが、家事の時短によって新築に引越し後の生活にゆとりを与えてくれる家電です。
あらかじめこういった家電を導入することを考えておくと、家の設計の無駄を省くことができることもありますので、家の設計段階からこのような家電の導入を検討してみるようにしてくださいね。
