あまり初めから作ろうと考えている方は少ないかもしれませんが、リビングを広く使い、且つスッキリさせるためにもリビングに収納は必要です。なぜリビングに収納が必要なのか、収納があることのメリットは何かについて紹介していきます。
■スッキリさせるためにもリビングは収納が必要!
『リビングはできるだけ広く取ると同時に、できるだけスッキリした空間にしたい!』
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
だからこそ、リビングには全く収納を作らず、別の部屋の収納で賄おうと考えているかもしれません。
しかし、やはりリビングにも荷物は必要になってきますし、人が集まる場所だからこそ荷物も集まってきます。
そうなった場合、後から必要に迫られて家具を置くことになってしまうと、どうしてもリビングが家具で凸凹の空間となってしまいます。
そうなると必然的にせっかく広く取ったリビング自体狭くなってしまいますし、スッキリからは遠く離れてしまいます。
であれば、当初から必要なものだと考えて備え付けの収納を考えておいた方がいいでしょう。
例えば、壁一面備え付けの本棚とするのも良いかもしれません。
そうすることで家族みんなが本を読む部屋とすることができ、子供に本を読む習慣をつけさせることができる上、すぐにしまえる位置に本棚があることで後片付けも自分でやる習慣をつけさせることができます。
■収納があるからこそ安心安全な場所に・・・
また、もし後からリビングに家具を置くことになってしまうと、地震が起きた際などに倒れてくる恐れがあります。
リビングは家族が最も家の中で長い時間いる場所だからこそ安全な場所にしておきたいところです。
備え付けの家具にしておくと、もちろん中身が飛び出してくるという危険はあるかもしれませんが、少なくとも家具が倒れて圧し掛かってきたり、避難経路を塞いだりということはなくなります。
地震による火災が起きた際などに家から逃げることができないということは、何よりも危険なことだということを忘れないでおいてください。
リビングの見た目としても、インテリアと一体化させることで余分なものを隠して、スッキリと見せることができます。
ちなみに、リビングをスッキリさせたいというのであれば、収納を家具で隠してしまうという手も使えます。
普段は使いやすいようにカーテンは開放して、来客時のみカーテンをすることですっきりしたリビングに見せることが可能ですよ。
ただ、リビングの収納を考える際には、「リビングのどこにテレビを配置する?」でも紹介した通り、テレビを中心にした方がいいかもしれません。
テレビの納まりと収納を一緒に考えてみるようにしましょう。