エアコンの室外機の置き場を決めておこう

2021年01月21日 追記・変更

家づくりにおいてついつい忘れがちになってしまうものの一つがエアコンの室外機の置き場です。意外とスペースを取るエアコンの室外機を庭に置けないこともありますので、ミニバルコニーを設置するなど設置場所の代替案と注意点について紹介していきます。

■エアコンの室外機専用のミニバルコニーという選択肢も...

家づくりを進めている中で、ついつい忘れがちになってしまうことの一つに、エアコンの室外機の設置場所を考慮に入れず家の設計をしてしまうということがあります。

エアコンの室外機は意外と場所を取るにも関わらず、置き場所の確保を忘れていたため、無理に庭の一部に置くことになってしまい、結果、人が通れるはずの場所が室外機のせいで通れなくなってしまった、ということはよくあることですよ。

最近では、あらかじめ室外機の設置場所を決めておいて、室外機だけを置く専用のミニバルコニーを設置するケースも増えてきています。室外機専用のミニバルコニーを置く理由としては、やはりエアコンのすぐ近くに室外機を置いておきたい、という理由からです。

とはいえ室外機を置く場所が限られてしまっている場合は、どうしても室外機のパイプの長さを長くしないといけなくなります。そうすると、当然パイプ費用もかかってきますし、場合によってはエアコンの効率が悪くなるということもあります。

その点、室外機専用のミニバルコニーでしたら、それほど大きなバルコニーを作る必要がありませんので、工事費用もそれほど高くならずに済む、というメリットがあります。

■でも本当は庭に設置したほうがいいかも...

とはいえ、一概にエアコン室外機はミニバルコニーに置いた方がいい、と言えるわけではありません。エアコンの室外機は作動すると最新の機種でも振動するものですので、もし寝室横に室外機専用バルコニーを設置したら、振動音がうるさく感じられてしまうでしょう。

そのため、やはりスペースが取れるようでしたらエアコン室外機は地面に設置したほうがいいでしょう。『竹にこだわる!』でも紹介しているように、例えば室外機に竹のカバーなどをかけておけば見た目としてもオシャレにすることができます。

スペースがどうしても取れない、という場合はミニバルコニーを設置する、という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

エアコンの室外機の置き場まとめ
対応策の例●室外機専用のミニバルコニーを設置する
対応策のメリット●室外機のパイプが短くて済むため、パイプ代が
安く済み、空調効率も良い
●ミニバルコニーであれば設置費用もそれほど高くない
対応策の注意点●振動音がうるさく感じられるかもしれない
まとめ●スペースを取れるのであればエアコン室外機は地面に
設置したほうがいいため、設計段階で室外機置場も
決めておくようにする
Author: iehome