年に2~3回しか使わなかったりなど、家の部屋の中では極端に利用頻度が低い客間の空間は本当に作る必要があるのでしょうか?無ければ無いで困ってしまう客間の代替としてのフリースペースの活用について紹介していきます。
■利用頻度の低い客間はフリースペースでも対応可能!
家の広さが限られている以上、できるだけ無駄なスペースというのは無くしていきたいものです。
そのためにも作るかどうか迷ってしまう部屋として客間があります。
では客間は用意しておくべきなのでしょうか?
まず考えなければならないこととして、客間の利用頻度としてはどれぐらいが想定されるでしょうか?
年に何回親族や知人が泊りにくるのかと考えてみると、年に2~3回程度、という人が実は多いのでないでしょうか?
年に2~3回の為に、広い客間スペースを他に何の使い道もないまま使わずにおいておくといった使い方は非常にもったいないと言えます。
かといって、客間を用意しないというのも人を呼びにくい、気を遣わせてしまうというところもあります。
そのためおすすめとしては、あまり大きくないフリースペースを用意しておくことです。
普段はちょっとした物置や読書用など自由に使える空間として用意しておき、いざ来客が来た際には仕切って個室にできるようにしておくと、スペースとして無駄にもならず、且つ客間としても使うことができます。
同様に「琉球畳にこだわる!」でも紹介しているように、リビングの一角にちょっとした小上がりスペースを用意しておき、必要に応じて間仕切って客間とすることができるようにしておいても良いかもしれませんね。
■家に泊まらせない、という手段も!?
来客が多い家庭の場合ですと、客間として使えるフリースペースなどは用意しておいたほうが勝手は良くなります。ただ、一方で、親族以外ほとんど重要な来客などはないという方でしたら、客間をあえて用意しないという選択肢もあります。
仮に親御さんが泊りに来た場合も、子供と一緒に子供部屋で寝てもらうという手もあります。親御さんとしても孫と一緒に寝ることができれば嬉しいものです。
また、極端なことを言うと、泊りにくるような来客がある場合は、あえて家に泊まるのではなく、みんなで旅行して旅館に泊まるという選択肢もあります。
まぁ、そこまでして家に泊まらせないという方もあまり居られないかもしれませんが・・・。
ちなみに一般的に客間というと和室のイメージですが、普段の使い勝手も考えると洋室にしても何の問題もありません。むしろ洋室の場合ですと来客時に応接室としての利用もできます。
多用途の利用ということを考えると、客間は洋室としたほうがより無駄なく使うことができるかもしれませんよ。
どちらにしろ、無理して作るというよりも、客間に関しては生活に合わせる形で用意する、用意しないを判断すればいいと思います。
結果的に普段利用することがほとんどない無駄な部屋となってしまわないようにだけ気を付けてくださいね。