サウナは必要？

■サウナはミストサウナでも代用できる！？

最近では「ととのう」や「サウナー」などの用語も発生するぐらいブームにもなったサウナ、少し贅沢かもしれませんが、そんなサウナを家に作るということについて考えていきましょう。

サウナ自体はやはり健康に良いのは間違いありません。血行促進、筋肉緊張の緩和、デトックス効果、免疫力向上などなど健康のためにも近くに欲しい気持ちはよくわかります。

また最近ブームのせいでサウナが混んでいるという話もよく聞きます。自宅にあれば混みやすい時間などを機にする必要もなく、いつでも好きなときに快適な状態でサウナに入ることができます。

ただ、みなさんは今の家でサウナはあるでしょうか？おそらくほとんどの家庭では家にサウナはないと思われます。今家にサウナがない方であれば、家にサウナを作った場合、どれぐらいの頻度でサウナを使うことになるのでしょうか？

今も毎日使っている、という人であれば家にサウナがあってもほぼ毎日使うかもしれませんが、今もたまにしか使っていないのであれば、使わなくなる可能性があると思います。

それであれば、一つの代替案としてミストサウナで代用する、ということも選択肢の一つになります。

最近のシステムバスですと、ミストサウナも機能の一つとしてついているメーカーも多くなってきています。当然本物のサウナとは別物ですが、サウナの代替品としては気持ちよく使用できるものだとは思います。

■本当のサウナ好きの方以外はオススメできない．．．

ただ、それでもどうしても家にサウナが欲しい！という方は居られると思います。では、家にサウナ室を設置する場合、どれぐらいの広さが必要なのでしょうか？

やはり少なくても3坪（約10㎡）程度は欲しいところです。また、普段サウナに入りなれていない方で、中高年や軽い血圧症の方の場合は、あまり長い時間サウナに入っていると、心臓に負担がかかりすぎてしまい、心臓発作や脳卒中を起こす危険があります。

当然サウナ室を別途設けることになると、初期費用も維持費用も大きくかかってくることになります。特に忘れがちですがサウナの清掃やメンテナンスが必要になってきますので、意外と手間や時間がかかることになりますので、注意が必要です。

そして適切な換気設備が必要になります。サウナは湿気や温度のコントロールが大事な要素になりますので、大事なポイントです。だからこそ専門家と相談することは必須となります。

本当に今も毎日サウナに入っているぐらいのサウナ好きの方は、しっかりと専門家と相談し、適切な設計や設備を選ぶようにしてください。毎日というほどではない方でしたら、ミストサウナで代用できないか、というのは一度検討の余地があるかもしれませんよ。