家づくりにおいて非常に重要な役割を持つのが設計図書です。では、設計図書とは何なのでしょうか?設計図書に含まれる図面について紹介していきます。
■全ての設計図書を完全に把握する必要はないけれど...
施主が家づくりにおいて設計担当者と意思疎通を図ることができているかを確認するための書類が設計図書になります。
設計図書とは、家づくりを行うために必要な図面と仕様書のことです。この設計図書というのは非常に数多くあります。
もちろん全ての設計図書を理解して、完全に把握する必要はないのですが、それでもこの設計図書を見ておかしいところがあった場合には修正を依頼するようにしておかなければ当然そのまま家が出来上がってしまうことになります。
また、全ての業者が同じ図面を提出してくれるというわけではありません。本来必要な設計図書というのは何10枚にも及びますが、業者によっては10枚前後ということもあります。
■分からないことは即設計担当者に確認するように!
とはいえ、あまりにも少ない場合は気を付けたほうがいいでしょう。図面が無いがために業者との意思疎通が不十分になり、結果として業者と争うことにもなりかねませんので、最低限は提出してもらうようにしましょう。
よくある設計図書としては、仕様書や仕上表、平面図、断面図、配置図、各階平面図、設備図、矩計図、建具表、外構図などがあります。他にも、付近見取図や、天井伏図、階段詳細図、屋根伏図、天井伏図などなどの設計図書があります。
もちろんこれらの設計図書は初めて見ることになるものばかりだと思いますので、分からないことがあった場合は気兼ねせず設計担当者に確認するようにしましょう。
家が完成した後に確認しても遅いので、何か気づいたことがあったら都度確認するようにしてください。