家づくりは初めて行うからこそ、できるだけ事前に理想の家のイメージを具体化し、失敗を事前に防ぐことが必要です。家のデザインや間取り、知識を勉強するために読んでおいた方がいいおすすめの書籍を紹介していきます。
■後悔しないために家づくりの知識を蓄えよう!
家づくりは初めて行う、という方がほとんどだと思います。初めて行うことなのですから、やはり知らないことや疑問に感じることなど、たくさんあるのが普通です。
しかし、業者は家づくりのプロなのだから任せておけば大丈夫、などとは考えないでください。
やはり自分の家づくりである以上、自分で責任を取ることができるようにはしておく必要があります。
そのためには、やはり多少は家づくりのイメージ作りや勉強をして家づくりの知識を蓄えておくということも必要です。自分が建てたい家のイメージを設計士に伝えるためにも雑誌や本は非常に役立ちますしね。
そうは言っても、どんな勉強をどの程度しないといけないのか、ということもなかなか分かりにくいと思います。ですので、参考程度に、家づくりをするうえで読んでおいた方がいいおすすめの書籍を紹介していこうと思います。
あまり多すぎても、費用も掛かりますし、本を読むこと自体が大変になってしまいますので、今回は特におすすめの書籍3冊を紹介したいと思います。
■私が家づくりにおいておすすめする書籍としては、下記の3冊です。
☆家づくりの全体像を勉強したい方におすすめ
「家づくり至高ガイド2019 (エクスナレッジムック)」
全て読むのは大変ですが、お金や土地、法律や間取り、設備などなど家づくりの基本として知っておきたい内容についてはほとんど全て網羅していますので、これから家づくりを始めようという方はもちろんのこと、今現在家づくりを進めている方にとっても必ず読んでおきたい一冊になっています。
家づくりで問題なことの一つとして業者と施主との知識量の違いがあります。当然知識量に違いがあって当然なのですが、あまりに差が大きすぎると業者側の言いなりにならざるを得ないこともありますので、そうならないためにも知識武装しておく必要があります。
知識武装という意味でも、まずは家づくりの全体像を知っておくという意味でもまずはこの一冊で十分役に立つ本になっています。
敷地のチェックリストなどすぐ使えるリストなども豊富にありますので、家づくりをするにあたっては1冊は手元に置いておきたい本ですね。
☆これから家づくりを始めようとしている方におすすめ
「モダンリビング」
自分の理想の家のイメージを構築していくためのとっかかりとしてはピッタリの雑誌です。
また、アイデアの詰まった家の写真が数多く掲載されていますので、建築士や業者の担当者との打ち合わせの際に、自分のイメージを伝えるのにも役立ちますよ。
実例を写真付きで詳しく解説してくれていますので、分かりやすく、多くの建築家の紹介もありますので、建築家選びにも役立つます。
他にも、間取りだけではなくインテリアや設備、材料などの紹介もありますので自分の理想の家のイメージを作り上げていくにはのためにはうってつけの一冊です。
☆より具体的な家のイメージを固めていき、とことんこだわりたい方におすすめ
「最高にステキな間取りの図鑑」
どんな家でどんな間取りが良いのかいまいちわからないという方は多いと思います。当然家づくり自体初めての経験だと思いますので分からなくて当然だと思います。分からないのであればいっそのことすでに家を建てた人の間取りを参考にしてしまえばいいのです。
この書籍では悩んで苦労して建てられた実際の家の間取り事例が約300件掲載されています。どれも施主と建築家が一緒になって作り上げた家ですので、テーマや目的、解決策も様々です。だからこそ今まで自分では気づかなかったアイデアを参考にすることもできます。
間取り図だけではなく写真も掲載されていますので、打ち合わせの際に自分の好みのイメージを伝えるためにも役立ちますよ。
価格の割に内容のボリュームがかなり充実していますので全部読み切るのは大変かもしれませんが、自分の理想の間取りを考える際には是非読んでおきたい一冊です。
以上、私が家づくりにおいてオススメするまずは読んでおきたい3冊です。
自分の理想の家を建てるためにも、少しでも家のイメージ・知識・情報を蓄えておくようにしましょう。