土地探しから始める方にとっては、家づくりを行う上で土地の売買契約が一番初めの大きなイベントとなります。取引条件など土地の売買契約において重要なポイントを紹介していきます。
■土地の契約で重要なのは重要事項の説明!
さて、家づくりで土地を持っていない方にとっては、土地の売買契約が一番初めの大きな金額の取引になることだと思います。
土地の売買も契約が大事なものとなりますので、契約において重要なポイントは押さえておくようにしてください。
土地の契約において最も重要なポイントとしては、やはり重要事項の説明になります。重要事項の説明とは、買主・売主の両方が契約に納得するように、宅地建物取引主任者が調査した取引物件の重要な事項について説明をすることです。
この重要事項の説明において説明を受ける内容としては、大きく分けて、仲介を行う宅建業者の概要などと、取引物件に関する事項、取引条件に関する事項、その他と分かれてきます。
■重要事項は事前に確認しておこう!
重要なのはやはり取引物件に関する事項と、取引条件に関する事項となってきます。
まず取引物件に関する事項としては、重要なところでは、法令に関する制限の概要、私道の負担に関する事項、飲用水・電気・ガスの供給施設及び排水施設の整備状況などがあります。
次に取引条件に関する事項としては、金額についてや、契約の解除に関する事項、損害賠償額の予定または違約金に関する事項などがあります。
これらを確認するためにも、必ず重要事項の説明は契約前に説明してもらうようにしておきましょう。なぜなら、契約当日にいきなり聞いてもよく分からないことも出てきてしまうため、見落としの無いように事前に確認しておく、ということが重要になります。
土地の契約も非常に大きな金額の動く契約となりますので、確認すべきところはしっかりと確認して納得のいく契約を結ぶようにしましょう。