ほとんどの方は家づくりが初めてですので、知らないことが数多くあります。しかし、家づくりを楽しくするためにも家づくりについて勉強することが有益だということについて紹介していきます。
■家づくりの検討時間が数万円の電化製品よりも短いことも!?
家づくりには、おそらくほとんど全員が今まで使ったことが無いような大きなお金を使うことになります。
にもかかわらず、十分な検討をしないまま家づくりを進めてしまう方が非常に多いです。なぜでしょうか?
逆に、数万円で購入することができる電化製品には非常に時間・労力をかけて検討を重ねるという方もいます。それにも関わらず価格的には数百倍、数千倍の家に対する検討はそこまで行えていないのが現状です。
理由としては、やはり家づくりという行為自体が非常に専門的であり、且つ範囲が非常に広いということがあるでしょう。
そのせいか、家づくりの検討をする、といっても非常に限定的になりがちです。例えば、間取りに関しては十分に熟考したけれども、その他の部分は業者の言いなりになってしまった、など。
もちろん業者も家づくりのプロですので、通常はおかしな提案などはあまりしてきません。しかし、多くの場合は実際に住んだ後に不便な点、不都合のある点に気づくことになるものです。とはいえ、住んだ後に気づいてしまってもどうしようもありません。
■家づくりの責任者は施主本人!だからこそ勉強しよう!
やはり、家づくりで検討が足りない部分というのは、どうしても家づくりに対する知識が足りない、ということに起因します。分からない、だから分かる人にお願いする、ということになります。
仕事ならば分かる人にお願いする、ということは理にかなっています。しかし、消費者の立場として人に任せるというのは責任を放棄することです。その責任自体は誰も取ってくれませんので、結局は自分に返ってくることになります。
大変でもありますが、家づくりの知識を知ることによって家づくりも楽しくなってきますので、是非家づくり自体の勉強をするようにしてみてください。